Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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明日は仕事なので午後から有休とって「GODZILLA 星を喰う者」見てきました。
ネタバレにならない範囲で結論から云えば「いつもの虚淵エンドだった」かな? なんと表現したらよいか分からない、見終わった後の虚無感というか虚脱感というか(あ、当然のことながら全然ハッピーエンドではありません。そんなのみんな知ってるからネタバレにもなりませんよね?w)
まあ本来の特撮としてのゴジラファンは怒るんでしょうが、それでもこの映画は「虚淵ゴジラ解釈」の結果としての作品だったことは分かりました。「タイムリーなことにw」広島原爆とエノラゲイの登場シーンによって。
あと映像としても美しいです。特にOPの「金色」は異様なほどに美しい。ここだけは何度でも見たい。他にも全般的にギドラの描写は大変美しいです。こればかりは今までのキングギドラ史上最も美しいと云って良いでしょう。
以下ネタバレ注意。
結果だけ見れば「実質精神的ホモエンド。後追い心中つき」に見えますねー。
宮野があの小美人姉妹のどちらか孕ませるのは想定内でしたが、そこから先も「鬼哭街」やったことのある虚淵ファンなら想定内かも?
櫻井は最期に呪いの言葉を残して宮野に自分の後を継がせようとして、だけど宮野が最後に拒否って、ゴジラに特攻かけるところまで櫻井の想定内だったように見えます、脚本の本来意図がどうだったかは別として。
このラストシーンの為だけにざーさんキャラは作られ、一緒に犠牲にされたと思うと流石にヒドイなーと。宮野の子孫を残す役目さえも小美人姉妹に取られたし。
もっとも最凶悪時の虚淵なら杉田、最後問答無用でぶっ殺されてても不思議はなかったかと思えば丸くなった? 要するにこの作品世界観では「人類文明の発展→怪獣王の登場→高次元生命体の餌に」という連鎖がこの宇宙に厳然と存在しているというのが確定しているわけで、あの最後の生き残りで唯一地球文明を再進歩させうる杉田は宮野にとっては危険な存在でしかなかったわけだから殺されても全然不思議でない流れだったかと。
とまあ、とりあえず三部最後まで付き合いましたのでアニメ版ゴジラの話はここまで。多分ブルーレイとかも買わないのでテレビ放送されるまで二度と見る機会はないかと(苦笑)。あ、でも冒頭に書いたようにOPだけは見たいかも?
来年のハリウッド版映像予告も流れましたが、既にYou Tubeで流れてるものと同じで少し残念でしたが、とりあえずこちらは純粋に映像として楽しめそうですねー。