クララの明治日記 超訳版第28回−6
1877年3月7日 水曜日
首を長くして郵便を待っているのにまだ着かない。汽船が出て三十七日経つというのに。
しかし、今度着く予定のアラスカ号はいつもとても遅れるので、心配することはない。
インブリー夫人はこの汽船のことを「古ぼけた桶」と呼ぶけれど、一刻も早く来て欲しい。
1877年3月7日 水曜日
首を長くして郵便を待っているのにまだ着かない。汽船が出て三十七日経つというのに。
しかし、今度着く予定のアラスカ号はいつもとても遅れるので、心配することはない。
インブリー夫人はこの汽船のことを「古ぼけた桶」と呼ぶけれど、一刻も早く来て欲しい。