Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第43回−2

1878年3月14日 木曜日
私たちの生活はとても華やかになってきた。毎日どこかへ出かけるか、何かすることがある。
神様が最初の頃の長い淋しい日々の埋め合わせをして下さっているようだ。
昨日は何も特別にしなかった。
前の晩の村田氏の結婚披露宴の疲れを癒すのに費やし、午後にちょっと散歩かたがた、インブリー氏のうちまで行っただけだった。
とても素敵なピアノに、私はすっかり魅せられてしまった。
今日は女生徒と私の祈祷会があって、それに勝子鹿さんもみえたのだけれど、残念ながらもう終わっていた。
海軍兵学校の終わるのが三時で、私たちの祈祷会も三時に終わるのだから仕方がない。
彼は毎朝家の前を通って通学されるので、私たち四人の娘は彼にお辞儀して貰おうと思って、いつも待ち構えている。
彼はとても優雅にお辞儀をなさるのだ。
土曜日には父と母のウィリイがマッカーティー夫人のところへ夕食に招かれているので、アディと私でお逸と小鹿さんを夕食にお招きすることにした。
小鹿さんが本当に来られたら面白いのだけれど。
おやおさんは今朝音楽がうまくできないと泣き出してしまった。
……何故だか、その姿にとても萌えた♪