Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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「じゃじゃーん! お久しぶりのお逸(勝海舟三女)です。
ブログ主、忙しくて死にそうなのに、本日は臨時出張版!
本日から第二部放送開始の『仁−JIN−』。
その番組宣伝で、大沢たかおさんがゲスト出演して放送された金曜日の『ぴったんこカンカン』。
その中で、更にゲストとして特別登場したのが、なんと!」
「高山(こうやま)みな子さん。あなたの曾孫、勝海舟の玄孫ですわね」
「そう! わたしの子供は二男四女いて、今回登場したのはわたしの二女、正代の孫ね。
ちなみに娘の正代は昭和61年まで存命で、享年九十九ということだから十分天寿を全うしたって云えるわ」
「少し前まで勝海舟を直接知っている人たちが普通に存命だったのには驚きですわね。
それどころか、今回高山みな子さんが貴重なエピソードを語ってみえますから、その部分を抜粋しますわ」


『あの、私の曾祖母の逸子がですね、龍馬さんに肩車してもらってたって、孫、というか、私の父たちにですが、孫に『私は龍馬さんに肩車して貰ったのよ』というのをよく申しておりまして』
『曾叔母ちゃんがですね?』
『そうです』
『曾叔母ちゃんが坂本龍馬に肩車されていた。凄いですねー』
『龍馬さんと海舟はすごい家族ぐるみでお付き合いされていたみたいで、ああいう志がある人が海舟は大好きで、きっと南方先生のことも海舟は大好きで、家族ぐるみでお付き合いされていたんじゃないかなー、と思いながら番組は意見させて頂いています』


「へへん! どう、凄いでしょう?」
「……貴女の生まれたのが、万延元年、つまり1860年だから……辛うじて龍馬の存命時を覚えていても不思議ではないですわね」
「ちょ、ちょっと! 疑ってるの!? メイ」
「いえ、確認しただけですわ。
というか、この証言が真実とすると、貴女がもう物心付く頃から勝家にいたことを示す貴重なものなのですわ。
貴女、正妻であるたみ夫人の子供ではないのだし、一部記録によると、確かにもう少し長じてから勝家に入った、とする資料もありますのよ」
「生の証言だよ、生の。信じようよ」
「……クララの日記でも描かれていた貴女の奔放な性格からして、話を大きくする傾向がある気がしないでもありませんけどね。
ただ、やんちゃな性格だったこともクララの日記にある通りなのだし、勝家に来た龍馬に遊んでくれとせがんでいても不思議はないですわね」
「龍馬に肩車して貰っていた少女が、長じてアメリカ人少女と親友になる。
なんとなくだけど、ドラマティックな気がしない?」
「云わんとすることは分からないでもありませんけれど、ね。
……で、それは結構なことですけれど、次シリーズ再開の時期は?」
「……『頑張って再開の時期を模索しております。とりあえず『いましばらくはドラマ版『仁−JIN−』で妄想して下さい』だってさ」
「……数少ない読者に愛想尽かされないうちに、頑張りなさいませ」
(終)


と云った所で、今週も最後までお付き合い下さった方、有り難うございましたm(_)m。
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