Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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先程「世界ふしぎ発見」をやっていましたが最後の問題。クロアチアで世界で初めて「指紋による捜査法」が発見された、というのは……答えに多大な疑問があります。というのは明治11年、日本に滞在していたイギリス人ヘンリー・フォルズという医師が、日本では昔から拇印や爪印を押していろいろな証文(契約書)を取り交わしていたのと(現在の商法で言う「手形」は元々そのまんまの意味ですね)、そして土器を発掘した際、その土器に指紋の跡が残っていたのを見たことをヒントに「指紋による操作法」を明治13年の「ネイチャー」にこれを発表している訳で。この他にも「自分は先にインドで発見済み」と主張している人物も発表当時いた記録もありますが、少なくとも「クロアチアで最初に発表・考案」なんて聞いたことありません。
もっとも、日本警察で正式に指紋による捜査が採用されるようになるのは何故か発表から三十年も経過した明治41年。そういう意味ではクロアチアが正式採用は早く、そういう意味では先駆なのかも知れませんが……人様の発見をさも自分たちの手柄のように誇るのは褒められたことではないな、と。
さて、明日はまた万博に行って参ります。5時30分には家を出ますので速報版はお休みです。御免なさいm(_)m。