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毎週恒例異文化交流クイズ。新シリーズ「少女の視点から見た明治開花」第一回は「今シリーズのヒロインであるクララ・ホイットニーの父親ウイリアムが(実質的)初代所長を勤めた商法講習所は、現在何大学となっているでしょうか？」という問題でした。
今回は何の捻りもなしにと云うことで、正解は「一橋大学」でした。もっとも商法講習所から東京商業学校、そして一橋大学に至るまでは波瀾万丈の展開があったわけですが、そちらは省略。更に付け加えると、クララの父は所長として迎えるという約束で招聘された筈ですが、正式には所長にはなってません。なんとか設立に漕ぎ着けた後も、講習所の運営方針やら、主導権争いなどが激しく繰り広げられたようで、クララの日記にも散々この辺りは愚痴が並びます。この辺はまた次週以降に御紹介の予定。
なおこの商法講習所、最初の仮説校舎の場所が凄くて、銀座尾張町二丁目の「鯛みそ屋の二階」というトンデモなさw。もっともこの場所は現在、銀座松坂屋のある場所ですので、現在の感覚で云えば立地として悪くはなかったのですが、初期の銀座も当時の人々には随分評判の悪い町でw。この辺もいずれ機会があれば解説予定です。
今回の正解者はサービス問題だったこともあって、すぴさん、Mr.ROMさん、sumaさん、nonさん、totuさんと過去最多でした。次週以降もご参加、宜しくお願いします。勿論新規参加もいつでも歓迎です(^^)。
さて後は完全に蛇足ですが、実はこのクイズ、個人的な因縁が。大学受験時、私大の中では本命だった某大受験の際にこの問題が。学生時代、如何なる試験も含め日本史でコケたことは二回きりなのですが、そのうちの一回がここ。つまりこの関連問題(日本の大学の系譜を辿る問題。考えてみると地元の関東人が圧倒的有利な問題だった)でドツボにハマリ、そのままズルズルと。日本史で絶対的な得点を叩き出して英語の点数をカバーするのが常だったので、日本史が終わった段階でゲームセットでした。。。国公立の本命に受かったので事なきを得ましたが、この時期になると必ず思い出します。