Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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異文化交流クイズ「異文化としての吉原」第4回の問題は「ひやかし」という言葉の語源について。吉原郊外に集まっていた職人たちが、原料を水の中に「冷やかしている間に」ただ見学の為だけに吉原にやって来た事に由来すると云われていますが、彼らが作っていたモノとは一体何でしょう? という問題でした。
今回の正解はズバリ『紙』でした。水に冷やしていたのは、皮を剥いた楮など繊維が多い植物ですね。参考までに「和紙の製造工程」を。
ともあれ吉原に入場料などありませんでしたから、この紙職人達を代表格に近場の人々は遊女達のいる見世をブラリブラリと眺めて楽しんでいたようで、遊女達には迷惑なこと、この上ないわけで。もっとも、俗に歌われたのが「ひやかし千人、客百人、間夫が十人、色一人」だとのこと。
この歌の「間夫(まぶ)」と云うのは、馴染みの客の中で遊女にとって「金蔓」と思っている客の事を指します。もっともその客(間夫)本人は「あいつは自分の女」と遊女に思わされているわけですが、遊女が本当に惚れているのは「色」の一人だけ、と、身も蓋もない現実があったりw。
さて、今回の正解者は、Ironさん、Mr.ROMさんのみでした。少し難易度高かったかも? これに懲りずに次回もどうか宜しくお願いします&新規参加者、随時募集中ですm(_)m。
次回第5回は、基礎知識編最終回となります。