Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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異文化交流クイズ「異文化としての吉原」第7回の問題は、グァテマラ人小説家カリージョに「とある教養ある日本人」が「ある高官」の名を挙げ『旅行のたびに必ず娼妓を同伴されますが、もし誰かがなぜ奥様を同行なさらないのかと訊ねたらきっと、娼妓は妻の便利さと更にそれ以上のものを沢山持ち合わせているからだとお答えなさるでしょうね』と云うでしょう、と吹き込みましたが、この「日本政府の高官」とは一体誰でしょうか? という問題でした。
今回は比較的回答しやすい問題かと思ったのですが、意外と難しかったようで、久々の正解者ゼロ。
日露戦争前後の日本政府の高官と云えば、陸軍の大ボス山県有朋か……初代内閣総理大臣伊藤博文ということで、そして当時から庶民の間で「芸者遊び好き」として散々批判された伊藤博文が今週の正解でした。
もっとも山県有朋が当時も、そして現在も尚、歴史上の人物として好かれているとは言い難いのに対して、伊藤は当時も、そして現在も「親しみやすい政治家」として好かれる事が多いことを比較してみると、やはり「人間臭さ」こそが政治家として肝要なのかな、と。
さて次回も引き続き、カリージョの記録からの出題となります。