Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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異文化交流クイズ「異文化としての吉原」第9回は、吉原の遊女たちが身請けされた際の代金の支払いからの問題。江戸幕府は人身売買を厳禁していたため、いわゆる「身請け代」には別名がつけられていましたが、その隠語とは一体どんな言葉だったでしょうか?
1.米代 2.酒代 3.樽代 4.本代 5.書代
今回の正解は3番の「樽代」でした。
なお「樽代」の語源はいまいち不分明ですが、元々は「祝儀代」の意味合いのようです。客は遊女屋にご祝儀を渡し、それによって「その遊女の身の振り方が定まった」のだから、請け出した人は、その女の身の振り方についてあくまで責任を負わなければならない、と。実際当時書かれた身請け証文には、ちゃんと「請け出した人間はその女の身の振り方について、あくまでも責任を負わなければならない」と記されており、これは一歩間違えれば幕府から厳しい処罰があったことの間接的な証明になるでしょう。
さて、今週の正解者は、Ironさんと初参加頂いたL.L.さん、そして13日の午前1時43分に回答された方もお見事でした。次シリーズから「トータル獲得ポイント5点で粗品進呈」を検討中ですので、宜しければ次回以降ハンドルネームつきでご回答下さいますと幸いです。
さて「異文化としての吉原」シリーズは次回最終回となります。