Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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本日の「そして明日の世界より――」応援コーナーは、ポニテ活発少女、樹青葉(CV.青山ゆかり嬢)を軸に物語紹介を。


青山ゆかり嬢が活発少女を演じているというだけで、青葉の立ち位置がギャルゲーの定番中といえば定番であることが分かるでしょうw。小学生の頃に父の実家のあった島に引っ越してきた青葉は、主人公達とすぐに仲良くなります。ただ、この主人公――葦野昴――との最初の接触の段階で既に問題の萌芽は芽生えていました。そう、主人公は最初彼女のことを「男の子」と思っていたのです。
勿論すぐにそんな誤解は解け、昴自身は少しだけ残念に思ったものの、これまでと変わらぬ「親友」として数年にわたり彼女に接したまま「終末の日」の宣告を聞くことになります。


一方、青葉はと云えば、昴のことが好きで仕方ないにもかかわらず、少なくとも「終末の宣告の日」までは思い悩みながらも、自分の今の「昴の親友」という立ち位置に甘んじています。
この理由は二つあり、一つは昴が、隣家の姉妹――日向朝陽、夕陽――を見守る役目を愚直なまでに貫いていたこと(これについては彼女らについて解説する際に改めて取り上げます)、もう一つは彼女自身の家庭の事情からくるトラウマ。
実は彼女が父親達と共に島に帰ってくることになったのは、母親が不倫の末、家族を捨てた為でした。それ故に彼女は「女らしくなりたい」という願望を持っているにもかかわらず「女」という「性」を「人を惹きつけるために」使うことを嫌悪していました。
勿論、それでも彼女は昴のことを諦めたわけではなく「親友という立場」から「昴にとっての一番」になろうと人知れず努力していました。


そんな彼女の努力を嘲笑うかのように、突如訪れることになった終末。このままでは「昴にとっての一番」になれないことを最初の混乱から醒めた後、はたと悟った青葉は、変わっていきます。彼女があれほど嫌悪していた「女」という「性」を武器にする「女」に。
そしてそんな彼女の変化は、昴にも影響を与えていく……わけですが、以下のストーリーは実際にプレイしてお確かめ下さいませ。