Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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さて、引き続き新型インフルエンザ情報。
今日から本格的に検疫や国内感染者が見つかった際の準備が始まったわけですが、テレビでご覧になった方は「意外と手際よくやってるんじゃないか?」という感想を持たれたかも知れません。これは実は既に昨年の段階で、新型インフルエンザのマニュアル(のフェイズ5b段階まで)が全国規模で完成していたからでして。厚生労働省も無駄に税金を使っているわけではないのですよー。
ま、本来の目的は「鳥インフルエンザ」対策だったのですけどね。で、不幸中の幸い、というか、昨日のうちの呼吸器科部長の講演での言葉を借りれば「今回は丁度いい鳥インフルエンザ発生時の予行演習」ということになりそうです。皆さんも「万が一」の時に備えて備蓄を考える良い機会になるかと。
ただ流石に、予行演習にしてもちょっとばかり予想よりスピードが速かったので、物がまだ足りませんが。さて、月曜に発注したN95、無事に納品されるかな?


さて、話変わりますが、こういう事態になると「人の本質」が滲み出るわけで、昨日うちの副院長のところに電話してきた某議員の会話。
某議員「会議で聞いたが、新型インフルエンザが国内に発生したら医者が優先されて薬を投与されるというのは本当か!?」
副院長「本当です。医師が優先的に投与されることになっています」
某議員「そんなもの、誰が勝手に決めたんだ!? なんで最優先で医者なんだ!」
副院長「これは国が決めた行動基準にちゃんと定められていることですよ」
某議員「……そうか、分かった(ガチャン)」
ぶっちゃけ言外に「俺たちの方が先だろうが、この野郎!」という口調だったそうで、本当に脳味噌にウジでも沸いているんじゃないかと。。。