Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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[わするべからざるもの]コーナー【第16回】温暖化ガス25%削減 で紹介した、民主党の公約「1990年比温暖化ガス25%削減」を実施した場合の、経済産業省の予測が出たようですので、ご紹介。
その公約が実現した世界では、こんな「素晴らしい」未来図が見られるようです。

経済産業省は24日、地球温暖化対策で二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を2020(平成32)年までに1990年比25%(05年比30%)削減するとした民主党政権公約マニフェスト)を実現するには、国内全体で190兆円以上の費用が必要とする試算をまとめた。
政府目標の05年比15%(90年比8%)削減で必要とされる62兆円の3倍超となる。さらに粗鋼生産量を減らすなど産業活動の強制的な抑制も求められるほか、失業対策なども必要だという。
190兆円の主な内訳は、全住宅の断熱化(72兆円)▽すべての新築住宅への太陽光発電設備の設置義務付け(44兆円)▽ハイブリッド車、電気自動車など次世代エコカー以外の購入禁止(14兆円)−などが必要とした。
一方で省エネが進むことで燃料費が減って44兆円のコスト削減が可能となるため、最終的な費用は146兆円程度になる見通しだ。
ただ、こうした省エネ対策で達成できるのは90年比15%(05年比21%)削減まで。残りは「義務的な経済活動量の削減」が必要になるとみており、粗鋼生産量を現行から18%削減するほか、セメント生産量を25%削減するなど、エネルギー多消費型産業の大規模な減産をあげている。
また、自動車交通量も23%削減する必要があり、これを達成するには週2日規模で「ノーカーデー」を設けることなども求められる見込みだという。


素晴らしい未来図ですね! 
__感動のあまり全身から変な汗が吹き出して毒霧化しそうですが。
民主党内でこの件について一番熱心な岡田幹事長に対しては「本気?」を通り越して「正気?」と問いたいところですけれど。
本気で取り組むおつもりなら、まず自動車交通量を削減するため、ご実家であるイオンの郊外型店舗駐車場を全部潰し、実践してみては如何でしょう?
しかし真面目な話、根本的に何故この公約をわざわざ上げるのか真剣に疑問。
ここまでの異常な目標値だと、技術革新してどうにかなるレベルではないのは明らか。
にもかかわらず、産業界がいくら「不可能」と叫んでも国際公約にするつもりらしいのは「お花畑」以外の何物でもないわけですが。。。