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久々にお仕事関係でインフルエンザ情報。
現在インフルエンザ治療薬としては、飲み薬のタミフル、タミフルドライシロップ、吸入薬のリレンザという三種類があるわけですが(少し毛色の違うところでは漢方薬でツムラ麻黄湯というものもありますが)。
現在専ら子供用に使用されるタミフルドライシロップは市場からほぼ枯渇。
それでは子ども向けはどうしているかと云えば。
タミフルのカプセルをバラして、それを薬用の乳糖(ブドウ糖とガラクトースが結合したもので、善玉菌である乳酸菌の栄養となる成分)を摺り合わせる、という家内製手工業状態(汗)。タミフルのカプセルの中身は相当苦いそうで、そのままではお子さんはとても飲めたものではないのですね。
で、しかし、日本全国同じ事を始めたところ、今度は薬用の乳糖まであっと言う間に在庫枯渇(汗)。普段殆ど売れる商品ではないので在庫なんて元々極少だったとはいえ、なんという悪循環！
次は、うちの病院では薬用の馬鈴薯澱粉を使い始めることになったのですが……さて、こちらはいつまで保つかな？(汗)　
皆様、特にお子様をお持ちの方はお気を付けて。