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本日は青春１８切符を使ってお出かけ。向かった先は、小学生の頃、両親と一緒に行った静岡の大井川鉄道のＳＬ。
別に鉄っちゃんではないのですが、子供の時の記憶が強烈でして、その追体験を兼ねて。
その子供の頃の旅なんですが、行きは前日に台風が通過していたものの運行には全く問題なし。翌朝、再び雨が降り出したものの、最初は大したことがなかったので駅に向かうと「大雨のため線路の路肩が崩れたので運行中断しております」との報。
「ひょっとしたら復旧するかも？」と駅前のお店で待っていたら、みるみるうちに大井川の水かさが増え、その店の前が浸水し、ゴムボートで脱出する羽目に(汗)。その後も色々トラブルがあったのですが、そっちは長くなるので省略。
で、本日は自分の記憶が正しいか、泊まった宿と避難していた店の場所関係を確認しに行ったところ……意外や意外、記憶と全く同じ場所にそれぞれありました。子供の頃のことだから、きっと記憶が歪んでいると思ったのに。
やはり強烈な記憶は意外と正しく残るものだなあ……と感慨にふけりながら、本日のＳＬの旅のお供の本に、伊藤計劃著「虐殺器官」を意図的にチョイスしている自分は、どれだけ当時に較べて歪みまくったのだろう、と。。。