Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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最早この国は“法治国家”であることを放棄したようです。
早晩“領土を守る”“国民を守る”という義務さえ放棄するでしょう。
特に前者は、今後続々と尖閣諸島周辺又は尖閣諸島そのものに中国船・中国人が侵入することは疑いありませんので、近い内に必ず“次の段階”に移るでしょう。
現在の中国上層部が“自国民の暴走”を影で止めようとしても多分無駄。
狂ったナショナリズム、もしくは政府批判の隠れ蓑としてのナショナリズム、というのは、少なくともそれを他国に対して発露している間は、止まりませんから。
で、もう一つ憂鬱なのが。
ここまで狂った真似をする内閣の支持率が、次の支持率調査の際にそれほど下がらなかったとしたら(多少は下がるでしょうが、多分劇的には下がらないでしょう)、一般国民の“想像力のなさ”に絶望せざるを得ないでしょうね。。。


近代国家が近代国家たりうるのは、その根底に「国民を保護する」という大前提があります。
だから、いわゆる“毎日変態新聞のゴ○ボマー”であろうと“イラクの三○鹿”であろうとも、多額の税金を注ぎ込んでも国家は国民を助ける義務があります(税金を使われる我々は腹が立ちますが、これは仕方がないことです)。
“国民の安全”もそれと同様。
で、その“国民の安全”には当然の事ながら“領土の保全”もあるわけであって、それを各方面から脅されたからといって、ろくに外交交渉もせずに犯人を釈放し「検察が勝手にやった。首相には連絡してある」と平然と宣う官房長官
ハッキリ云います。「コイツは心底狂っている」と。


今回の場合、自分が考える最善手は、なんとか日中首脳同士のトップ会談に持ち込んで「トップ会談の結果、両国の今後の緊密な関係を発展させていくため」とかいう名目で、船長特例釈放&ガス田共同開発等をセットで発表することでした(実際現在双方ともニューヨークにいるのですから)。
勿論各方面から苦情が出るでしょうが、少なくとも双方の面子はある程度保たれます。
ところが、今回の処置はハッキリ言って「無条件降伏」です。何の発展性もないどころか「最悪な先例」を残しただけです。
何故ろくに外交交渉もせずにこんな馬鹿な真似をしくさったのか。
これを今後まともに追求しないようなら、日本のマスコミは「日本国民の安全より、中国様のご機嫌の方が大事」と自白したようなものでしょう。
明日の朝刊、ニュースが“ある意味”で楽しみです。。。