Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

また仙谷官房長官が、参院予算委員会で、この問題に関連して「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織でもあるから、シビリアンコントロールも利かないとならない」と発言。
わが党の世耕議員の抗議を受け、「不適当だった。自衛隊の皆さまには謝罪します」としたが、何故、このような言葉が出てくるのだろうか。
暴力装置」とは、マックス・ウェーバーによる「暴力を統制するためにはより強力な暴力、すなわち組織化された暴力が社会の中で準備されなければならない」とする考え方ではあるが、仙谷官房長官の今回の発言は、軍隊・警察など暴力装置を中核とする国家権力を、暴力的形態で粉砕し権力を奪取することにより達成されるとする、マルクス・レーニン主義による人民による暴力革命論に立つ捉え方ではないか。
当然、憲法19条を否定するものではないが、この考え方は、国家=悪とするものであり、仙谷官房長官が、いくらかつて左翼の闘士といわれていても、国家の中枢にいる政府高官から、この言葉が出たことは驚きであり、結局、彼がマルクス主義から脱却していない証拠である。