Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第40回−4

1878年2月8日 金曜日 
お逸と母と私は横浜へ行くので、アディはネリーと遊ばせて貰うようにアマーマン夫人の家に預けた。
九時半の汽車に乗ると、ヴィーダー夫妻、ハイパー夫人と赤ちゃん、ミス・マクニールも一緒だった。
お逸と私は汽車の中で読むために日本語の本を持っていった。
横浜ではまずお店に行ってからいろいろのものを注文した。
お逸はお兄様の買い物をし、母は大きなコートを持っていって、私のために洒落た服に作り替えるようにと頼んだ。
お昼はグランド・ホテルで食べた。
ヴィーダー夫妻にハバート夫人も一緒になった。
ハバート夫人はお逸が提督のお嬢さんだというので、いとも丁重に扱った。
一方、ヴィーダー夫人の態度は気に入らない。
ヘップバン先生のお宅に寄って楽しい時を過ごし、シモンズ先生のところにも寄った。
けれどご夫妻とも風邪がひどくて、とてもみじめなご様子だった。