Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第42回−7

1878年3月8日 金曜日 
午後、いつものように授業が済んでから母と一緒に出かけた。
昨日は雨の中を杉田夫人や、およしさんと一緒に、永楽町の展覧会に行った。
陳列品は上野の博覧会の残りであって、品数は少ないが、売り物は非常に安い。
めいめい茶瓶を一つずつ買い、その後、陳列品を眺めてから家に帰って来た。
帰ってくると、ユウメイが来て待っていた。
おひろさんもみえて、有祐が鹿児島から帰ってきたと教えてくれた。
ド・ボワンヴィル夫人も訪ねて来られた。
今日勝氏のところへ伺って楽しい時を過ごした。
小鹿さんが在宅で、一生懸命接待して下さった。
お逸、小鹿さん、おせきと私で小さい部屋を占領して楽しく遊んだ。
小鹿さんは面白い青年だが、マレイ夫人が言われるような悪い性質は微塵も見られない。
またいつでも来て下さい、と云われた。勝夫人もよくして下さった。