再び魔窟へ

この晩の宿は赤坂付近なので、その近くにあるサントリー美術館にでも行こうと思い立つ。小さいながらも展示物は素晴らしいという話を聞き及んでいましたので。
そのつもりが……何処かに未だ見ぬ良い士凛本がないものか、と再び前日に引き続き、秋葉原で電車を降りてしまったり。「日本の美で」満たされていた筈の心が、あっという間に「日本の萌え」にとって変わられた瞬間でした(爆)。
しかし考えてみれば、そんな士凛本が無造作に転がっているわけはないのですけれど、やはり探さないでいられないのは、既にサガのようなもの。
ただ凛単体表紙で、自分のアンテナにも、倉木さんのアンテナに引っかからないものは怖くて買えないし、大体その判断は正解なんですよね、悲しいことに。とりあえず安全なことが多い桜凛本を幾つかゲットしてきましたけれど。
皆様、お願いですので良い士凛本がございましたら、どうかここの返信機能でも、web拍手でも使って御連絡を頂けると、大変幸いです。
正直な話、何故ここまで力を入れてあのコーナーを作っているかと申しますと、そのサークルの方が折角丹誠籠めて作られた士凛本が“地雷を踏みたくない”という理由だけでスルーされてしまうという今の状況が悲しすぎますので。
特に女性の作者の方が描かれた作品は、内容に関係なく自動的に“存在しないもの”の中に組み込まれていることがあったりしますので＜実例：９月２０日時点の「とらのあな」一号店の某真っ赤な棚。