上野国立博物館

２日目は特に予定がありませんでしたので上野の国立博物館に、こちらも初見学。
到着してみると一年に一度だけの無料開館日だったのは、ラッキーだったかな、と。
書画や蒔絵なども楽しみでしたが、特に今回の最大のお目当ては刀剣類。
以前書いた「空の境界」とのクロスオーバーＳＳ「聖杯戦争のとある始末記」中で、式に台詞で云わせている、国宝にして日本五大名刀の一本“三日月宗近”を筆頭に、酒呑童子を斬ったと伝わる同じく五大名刀の国宝“童子切安綱”。それと個人的に好きな“無銘正宗”(これも国宝)がお目当て。
残念ながら童子切は展示から外れてましたけれど、三日月宗近や無銘正宗以外にも、平安期の密教具としての“剣”や鎌倉期から南北朝期の刀が大量に見られて満足でした。他にも虎鉄等もありましたけれど、やはり新刀よりも古刀の方が姿が綺麗で個人的には好きですね。
しかし「聖杯戦争のとある始末記」のシチュの続きを想像するに、ここに来たら式は大喜びでしょうけれど、士郎は廃人にされそうだよなあw。面白そうですけれど二番煎じになるので続編予定はありませんが。
しかし式でなく、凛と一緒に来たところで、その晩はひたすら扱かれそうですけれどね。
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「遠坂、旅行に来る前と激しく話が違う気がするんだが……」
「ちゃんと事前に云っておいたじゃない。“その日の晩は寝かさないから”って」
「……いや、普通恋人が二人っきりで旅行に出掛けるとなったら、別のことを想像すると思うんだが(汗)」
「師匠に向かってグダグタ云わないの！　次は長船景光の投影よ！」
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で、再び博物館の話に戻りますが、２階の展示は全面リニューアルしたばかりのようですが、日本の文化史を古代から順に辿られるのは良い構成だな、と。
特に外国人の方には分かりやすそうでしたので……セイバーさんがコクコク頷きながら展示物を熱心に見る姿を幻視してたり。この辺はＳＳにしてみたかったのですが、ヤマもオチも特にないので断念。
この後は、東洋館を一通り見て回ると、既に二時過ぎ。都合４時間ほど見て回って、見学終了。満足、満足でした。