Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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では万博体験日記を。無駄に長くなりましたので第一弾w。
名古屋からは東山線の地下鉄を利用(7時7分発)。藤が丘からはリニモ(7時42分発)。で、万博駅=会場入口ですので、会場到着は8時。順調なら名古屋から一時間ですね。入場口はチケットによりゲートが違います。全期間入場券は左端の1番から3番まで。前方に数十人程度。9時開場にしては思ったより多くない。しかも周囲は……お年寄りばかりで居心地が(苦笑)。
入場前に手荷物は全て(携帯も財布も)バックに入れてくれと云われます。人間の方は金属探知器を通ることになりますから。バッグのチェックは結構いい加減。というより、危険物チェックという意味では実際やる必要があるのか極めて疑問。ひょっとしてコンビニ弁当とペッドボトルだけチェックしてるんじゃないかとw。
5分程度で会場入り。入った瞬間、やはり日常とは懸け離れた「異界」だなと実感して嬉しくなりました。ま、テーマパークと云うのは多かれ少なかれそう云う側面があるのですけれどね。
今回は飛び込みの為、事前予約などは一切無しである以上、臨機応変な対応が必要。まず最初に目指したのが今回の企業パビリオンの人気を二分する、日立館。十分足らずで入れました。展示内容も確かに評判通り。立体に見える双眼鏡はともかく、手に付けるセンサーのアイディアは秀逸でした。前半の展示、真面目に見ておくと更に良いでしょう。あとサービス精神豊富だったのは、入場時に登録して貰った名前で各々呼びかけて貰えること、観覧中の写真を見られた上にホームページでも見られること、そして自分は試してませんが、事前にパソコンで希少生物を育て日立館に送り出しておくと、バーチャル空間で再会できたり、と。人気になるのも納得な出来でした。但し、一点だけ難点は時間がなにしろ短い。トータル十五分足らずですので、半日潰して見るのには辛いかと。
で、予想以上に早く日立を出られたので、すぐ隣のトヨタの整理券も並んでみようと思ったのですが、早くも午後2時までの公演分の列が締切。おいおい、まだ9時25分だよ(汗)。
ここでようやく気付きました。開場前に来たのならば日立館にいきなり入るのではなく、日立館前の当日予約端末で予約チケットをゲット。しかる後にトヨタの列に向かう、と。この方式ならば、多分昼過ぎまでには人気2館が事前予約なしで見られる……というのが、あくまで「自分の読み」です。失敗しても保障は出来かねますが(苦笑)。
という事でトヨタ断念。他の企業館はさほど興味がないので次の目的地に、と思ったものの、押井守監督の手がけた「夢見る山」の整理券がすぐ取れる状態だったの確保。自分は「うる星やつら」から始まって「パトレイバー」「攻殻機動隊」は勿論のこと「ダロス」やら「迷宮物件」などのOVA、果ては「赤い眼鏡」「ケルベロス」「トーキングヘッド」「アヴァロン」等の実写作品まで押井作品を見ていますが、今回に関しては既に諦めモード。つーか、行きのリニモの中で爺ちゃん婆ちゃんたちの酷評が聞こえてくる程に(笑)、既に「悪評千里を走る」状態。しかしそもそも押井さんに実写作品で一般人ウケできる映像が撮れると考える方がおかしいんだけどなあ(笑)。案の定、上映終了後は他の観客の皆さんは呆然自失w。いえ、よーく観察していると「下の映像を見下ろす上空の卵形スクリーンの映像」で押井さんらしさが見られたりしましたが、そんなのに注目するのは押井マニアしかいませんw。5月には映像が替わるそうですけど、あのままのノリだと本当に誰も寄りつかなくなる気がヒシヒシと。とりあえず今度は床面上で見てみようと思います。
で、次の目的地は長久手日本館。グローバルループを利用して移動開始してから改めて気付きましたけれど、開場の高低差は予想以上に激しい。ですから地図上では「このループを利用してこちらに移動可能か」と思ったものの実際に移動しようと思ったら大回りしないと入れない、という事態になりかねませんのでご注意を。
で、15分程歩いてやって来ました、外形が繭に似た竹に覆われた長久手日本館。ここでのお目当ては全天球型360度スクリーン。「Zガンダム」以来、宇宙モノのロボットアニメの定番ですねー<全天球型コクピット。ここでの待ち時間は1時間。少し休憩したいところでしたから丁度良かったかと。表層は竹で気分的にも涼しいですし、外壁は植物を植えて温度上昇を防いでいますから待ち時間も比較的涼しく過ごせますので。内装も基本的に木材で作られていますので、このハピリオン、建物自体が出し物なのでしょうね。中身は実際に360度スクリーン以外は極めて地味(苦笑)。「裸眼で見られる最大サイズの立体映像」もありましたが、最近の大型テレビより一回り大きい程度のサイズで拍子抜け。で、肝心の全天球型スクリーンですが、映像時間は僅か2分半(苦笑)。もっとも自分は真ん中付近の、床が透明な部分で見ましたが、それ以上長いと酔っぱらいそうですね。ともあれ、全天球型コクピットの感覚は僅かなりとも味わえたのは収穫かと。結論としては、アレで戦闘出来る時点で等しく皆、ニュータイプだと思います、ホントw。なお観覧場所については一番前か後ろで全体を眺めた方が見やすい、という意見もありますが、コクピット気分を味わうなら自分と同じ位置の方が良いでしょう。
と云ったところで、午前11時30分。外国館に行くか、再び企業パビリオンに行くか悩みますが、一応次回以降や身内&知り合いが来る時の事を考えての状況を確認すべく、企業パビリオンの状況確認に。日立や三井・東芝は2時間待ち、トヨタは二時からの整理券配布のための行列が既に出始めている始末。ということで、午後は予定通りヨーロッパ系の外国館に向かうことに。
グローバルループから眺めの良い光景を見ながら目的地への移動を始めますが、西から突如真っ黒な雲が近づいてきて……。
以下、明日以降の更新にて。