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本日は時間外で院長先生の「有り難いお話」を長時間聞かされてクタクタです。。。
さて事務屋とはいえ病院に勤めていますと、病院の裏側がいろいろ見えてくるわけで、本日は医者の先生のお話。
勤務先はこの地域としてはそれなりの大病院ですので、週刊誌や新聞にも取り上げられる所謂“名医”と呼ばれる方が何人か見えます。ですが、こういう先生方は身近で接しますと、正直短気な方が多いです(苦笑)。性格云々もありますが、それ以前に「時間の無駄が嫌い」って方が多いようで。ただこれからのご時世、このままではマズイと思う訳ですけれど、長年染みついた習慣はそう簡単に直らないようで(汗)。ま、年間最低でも100件も手術をしていれば、ノンビリしてる時間なんて無いんでしょうけどね。
ちなみに少し前の話。有名週刊誌で“名医の選んだ癌の名医”にも選出されたことのある先生の所に、何処かのエライさんのご紹介で患者さんが来るということになりましたが……先生がその紹介した方に電話で怒鳴り込んでるシーンを目撃したことがあります。
「あの患者、鮫の軟骨療法で治せって云ってきたけれど、そんな話なら僕は断らせて貰う」。物凄い勢いで啖呵を切って電話をガチャリと。ま、確かにサメの軟膏で癌が治ったら医者も苦労はしないですけどね……と思っていたら、丁度昨日付けでこんな記事が出てました。「サメ軟骨延命効果みられず　米、進行がんの臨床試験で」。
そりゃ、当然ですよねー。でも藁にもすがる気持ちでこんなアヤシゲな療法に頼りたくなる人もいるわけで、対応としては難しいところがあります。。。