Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

最後に今回分の「クララの明治日記 超訳版」解説を、いつも通りにお逸とユウメイに……って、でもぶっちゃけ今週は。
【クララの明治日記 超訳版第19回解説】
「ぶっちゃけ、今週は鎌倉・江の島観光旅行でしかないよねー」
「ぶっちゃけなくても、それ以外のなにものでもありませんわ」
「しかし今も昔も、変わんないものね、観光名所なんて」
「古来からの観光名所なんて変わる方がおかしいでしょうに」
「ざっと、関連リンク貼っておくねー。《江の島》&《岩屋洞窟》&《鶴岡八幡宮》&《鎌倉大仏》。
本当に便利な時代になったものよねー」
「そのせいで、クララ達を閉め出した旅館が今も健在ということまで分かってしまいますけれどもね。創業三五〇年というのは本当に凄いことだとは思いますけれど。
さて、各観光地の今との違いをざっと見ておきましょう。岩屋洞窟については一時公開中止になっていたようですわね。関東大震災で随分地形が変わってしまったようで」
「でも今は再開されているようだから、関東近郊の人だと行ったことある人いるかも知れないね」
「もっとも、リンク先を見る限り中の雰囲気は随分変わってるみたいですわね?」
「そうなんだよ! お寺のお坊さんが一緒だった、という点が引っかかるんだよね。洞窟そのものが弁財天を祀る神社かお寺にでもなってたのかな? ……って、クララ、缶詰のハムはマズイでしょ、ハムは! ま、とてもこのお寺の戒律が厳しいとは思えないけれどさ」
「感覚がズレていると云えば、大仏の手の上に坐った時の反応もそうですわね」
「……うん、親友ながらちょっとは空気を読んで貰いたい。だけど、K・Yと云えば、朝日珊瑚礁事件ということで」
「それはもういいですわ! 一応フォローしておくと、まだ廃仏毀釈の流れが残っている時代ですから、大仏も当時は相当ぞんざいに扱われていた可能性がありますわね」
「今回詣でた鶴岡八幡宮でさえ廃仏毀釈に巻き込まれて、仏道や仏具が破壊されたみたいだものね。これが明治の三年頃から数年の話。だけど、このクララが詣でた明治九年頃にはすっかり平穏を取り戻している風だよね」
「そこのところがわたくし、日本人ではないので理解しがたいのですけれど、この鶴岡八幡宮というのは、逆に保護されるべき神社なのでしょう? それが何故打ち壊しなどありましたの?」
「んー、多分今現在はすっかり神社形式だけど、昔はもっと神仏入り交じってグチャグチャだったんだと思う。江戸幕府の庇護の下に、仁王門や護摩堂、愛染堂、観音堂、法華堂、薬師堂なんて建立されてたみたいだから。二重の意味で目をつけられたんだろうねー」
「何処の国でもこういうことはあるものですのね」
「メイの故国の規模には到底及ばないけれどねー」
「……うっ、い、痛いところを。。。」
「さて次回は私が大活躍予定ですので、お楽しみに♪」
(終)


と云った所で、今週も最後までお付き合い下さった方、有り難うございましたm(_)m。
最後まで読んで頂けた方、拍手ボタンだけでも押して頂ければ幸いです。それとご意見・ご感想、質問等も随時募集中ですのでお気軽に拍手で。