Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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最後に今回分の「クララの明治日記 超訳版」解説を、いつも通りにお逸とユウメイに。
【クララの明治日記 超訳版解説第30回】
「というわけで、クララ一家の箱根旅行の模様でした」
「本当にガイドブックみたいですわね」
「来日外国人の記録を見ると、外交官や神父の記述以外だと、こんなものみたいだよ。ヨーロッパやアメリカでは既にこの当時から旅行記などを連載しているところがあったし」
「なるほど、元々そういうものですね。
それにしても、この当時の箱根って本当にまだ秘境でしたのね。一歩間違えると崖下に転落だの、駕籠に乗っていても途中で降りないと行けないとか。箱根は昔からの観光地ではなくって?」
「これくらいはこの当時のことだから当然だよ。本格的に現在の形として整備されたのは鉄道が敷設された後からだし」
「それにしても古い宿はあったのではなくて? 陛下の泊まられた宿とかあるみたいだし」
「箱根で最初に泊まったのが箱根塔ノ沢温泉の福住楼の前身にあたる宿みたい。今年120周年記念ということだから歴史はやっぱり一度切れてるけど。……ちなみに、憎っき福沢諭吉の定宿でもあったみたい(怒)」
「だから、貴女一家の個人的な恨みはいいんですってば!」
「次に泊まった“陛下の部屋”があった奈良屋さんだけど、こちらは残念ながら『BS-TBS 三百年目の女将の涙〜箱根奈良屋の灯が消える〜』ということで」
「なんとも……本当に勿体ない話ですわね」
「ともあれ、明治初期の旅行の雰囲気が掴める回でした。
というところで、今回の解説は短めで。あ、でも、やっぱり今週もおやおさんの萌えっ子ぶりは外さないでね♪」
「だから、それもいいんですってば!」
(終)


と云った所で、今週も最後までお付き合い下さった方、有り難うございましたm(_)m。
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