Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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「帰ってきたクララの明治日記 超訳版」解説も、前シリーズと同じく解説を、お逸(勝逸子。勝海舟三女)とユウメイ(中国系アメリカ人初の正式な女医)に……といきたいところなのですが、今週は非常に短めで。


【帰ってきたクララの明治日記 超訳版解説第8回】
「うーん、うーん、うーーーん…………」
「何をいきなり呻ってますの?」
「うーん、今週って解説すべき点が全然思い浮かばないんだよね。昨日からずっと考えてるんだけど」
「小崎弘道氏と前田献吉氏の解説をすればいいんじゃありませんの?」
「うーん、ブログ主、二人とも名前くらいしか知らないんだよね。
正確に云うと、小崎弘道氏は明治期のキリスト教関係の文献には必ず登場する“超大物”で名前はよく知ってるんだけど、業績が全然ピンと来ないんだ。
ちなみに、wikiはこちら。
今回解説の参考にしようと読んでみたんだけど、もうチンプンカンプン」
「……なるほど、神学関係に興味を持っている方でないと、これは辛いですわね。
一般の方に通じるとすれば、新島襄氏の後を継いで同志社校長を務めたことと“熊本バンド”出身ってことくらいかしら?」
「一般の人は“熊本バンド”も知らないって。
あ、この場合、バンドと云っても音楽のバンドじゃなくて、宗派の一種のことね。
ちなみに、こちらがwikiの記述」
「今回の解説はひどく手抜きですわね」
「仕方ないじゃない! 事実というか、宗教の派閥的関係の話で、かみ砕いて説明のしようがないんだもの。
再開してから何度も書いているけど、クララの日記、随分雰囲気が変わっちゃったから、面白みを欠く、宗教絡みの話が多くなっちゃってるし」
「クララに面白ネタを提供していた貴女も、この時点で一児の母になってしまっていますものね」
「実際日記も飛び飛びで、今回の6月19日、8月8日の次は、11月19日まで飛んじゃうし。
お母様を亡くされた後の生活の激変で、日記を書く暇もなかったのは仕方ないけど」
「でも、もう少し進むと、落ち着いてくるのでしょう?」
「丁度後一年分くらいだけどね、まとまった日記が書かれているのは。
クララの生活が落ち着くにつれ、また周囲の日本人の観察記録が増えてきますので、もう少しお待ちを。
あと、そうだな〜。ちょっと今週分で補足すると、8月8日の日記で朝鮮の公使たちと会った話をしているけど、クララの日記に限らず、当時の他の記録からも分かるんだけど、宣教師達のこの頃の興味は朝鮮における伝道だったみたい。
丁度開国したばかりの頃だしね、競って朝鮮に伝道に入ろうと活動していたわけ。
今回登場した小崎弘道氏も後に朝鮮伝道のために人を派遣しているし、イザベラ・バード朝鮮紀行にも宣教師たちの記録が出て来るよ。
で、その結果なのかは兎も角、今現在、韓国人にキリスト教徒は多いんだけど……なんというか、事実上信じられているのは“キリスト教に似て非なるもの”の気がするのは私の“偏見”かな? 
時折耳にする“韓国系キリスト教教会”って言葉だけで、胡散臭さ爆発だし」
「……わたくしは主観に対してコメントはしませんわよ。
確かに、韓国に宣教に来た外国人宣教師は早晩何故か逃げていく、という話は聞いたことはありますけれど」
(終)


と云った所で、今週も最後までお付き合い下さった方、有り難うございましたm(_)m。
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なお、来週は一週お休みを頂きます。申し訳ありません。次回は8月21日更新予定です。