1876-05-06 クララの明治日記 超訳版第14回−5 1876年5月11日 木曜日 いつもの朝の授業が終わると、母と富田夫人は勝家へ行った。母は木曜ごとに勝家のお嬢さんのお逸とおよねに縫い物を教えに行く。私は家にいてオルガンを弾いた。リビーおばさんが、この前の郵便で素晴らしい楽譜を二部送ってくれたのだ。 しばらくして、コクラン夫人が小さいお嬢さんのモードを連れて来られた。とても素敵な方で、私と同い年のスージーというお嬢さんもいる。その子と知り合いになりたい。ウイリアムズ主教とブランシェー氏もおみえになった。