Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第15回−1

1876年5月15日 月曜日
今日はとても忙しかった。でも、もし全然することがなかったら、きっと何をしていいか分からないだろうから、忙しいということは嬉しいことだ。
学校が明日ここ木挽町の敷地に移ってくることになったので、今日はその準備をしている。私たちの素敵な客間を分解し、客間にあった物の幾つかは二階の大部屋に入れた。
ウィリイは父の部屋に、盛は富田夫人の部屋に移り、高木氏は出て行かれた。食堂を客間とし、離れの森氏の家を食堂と台所と使用人の部屋にした。
職人がすっかり綺麗に片付けてくれているので、日本家屋ではあるけれど、とても住み心地の良いところになりそうだ。襖と障子があるから、夏は気持ちよく涼しいだろう。畳も二インチの厚さの本物だ。ごたごたしていたので祈祷会はしなかった。