Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第36回−4

1877年11月26日 月曜日
またしても雨の一日。
でも、家の中でしなければならない仕事が山とあるので、雨は好都合だ。
私は針刺しを仕上げて大得意。
だけど青い大きな針刺しで、私が完全に仕上げたものとしては、これが初めてだったりする。
午前中ビンガム夫人のおうちへ行き、長いことお邪魔をした。
エマが私のために、ピアノを何曲も弾いてくれた。
私がおうちに入って行くと、ビンガム公使は片腕をエマの肩に掛け、片腕を私の肩に優しくかけられた。
本当に素敵な方。あんな立派なお父様を持ってエマは幸せだ。
村田氏が今日夕方に料理人を寄越してくださった。とても良さそうな人だ。
明日から家に来ることになり、うちの料理人である金三郎が習い覚えるまでいてくれる。