Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第36回−9

1877年12月1日 土曜日
母が床についているが、大分よくなった。
昨夜の事故で内蔵に障害が起きてないかと心配していたのだけれど、思ったより軽かったのは有り難い事だ。
天の神様はいつも私たちを守って下さる。
私たちは絶えず危険に曝されているのに、いつも難を逃れることができる。
私は何をするために自分が守られているのだろうと考える。
母が一日中寝ているので、私たちは外出しなかった。
お逸が、母の病気見舞いに車夫の金さんを使いに寄越した。
今日は一日中祈祷会をする筈になっていたのだけど、終日土砂降りで誰も来なかった。
イービー氏が午前中にちょっと見えたので、一時間ばかり私たちだけで聖書を読み、お祈りをし、歌を歌った。
それでも誰も来ないので、十二時頃に引き揚げて行かれた。
若い大学生が母に聖書を教われに来たが、母は起きられなかった。