Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

クララの明治日記 超訳版第37回−1

1877年12月5日 水曜日
先週の木曜日が都合が悪かったので、明日感謝祭をする予定。
もう六人の方たちに招待状を出し、返事を頂いている。
楠本知事は返事の代わりに通訳を使いに寄越された。
「ユウメイが無事に日本に帰ってきたから、午後遊びに来て欲しい」
ジェニーからそんな手紙が来たので、私は裁縫道具を持って出かけ、ユウメイに会った。
「お久しぶりですわね、クララさん」
ユウメイは少し大きくなって、本物の清国の帽子を被っているが、とてもよく似合う。
清国の公使はマッカーティ先生の昔の教え子なので、先生は公使と一緒に日本に戻ってこられる。
先生は清国人が大好きでいらっしゃる。
「公使閣下一行が日本におられる間は、義父も日本にいる予定ですわ」
先生はまだお着きになっていないけれど、夫人とユウメイは先に着かれて、マレイ先生のお家に泊まっておられる。