Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第37回−6

1877年12月26日 水曜日
クリスマスのお祭りも終わった。
次のお祭りまでの間にどんなことがあるか、神様だけがご存じだ。
クリスマスの準備でへとへとになってしまったけれど、クリスマスが終わってしまったのは残念。
私たちが朝食のテーブルについたのは、恥ずかしいことに九時過ぎ。
今日は一日中綺麗な贈り物を眺めたり、昨夜のお客様にお菓子を届けたり、鳥や蜜柑を私たちほどご馳走の沢山ない友人に分けて上げたりした。
大きな鴨が五羽、鵞鳥が一羽、蜜柑が山ほど、そして巨大なお魚が五尾――鮭が二尾に鯛が三尾。
鯛は森ひろさんから贈られたもので、今までに見たこともない大きいものであった。
前からの約束で、平兵衛は村田氏のお宅に戻った。
ビンガム公使がみえて奥様の代わりに昨日のお礼に来られ、ご自分がいらっしゃれなくて本当に残念だった、と云われた。