Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第47回−5

1878年5月19日 日曜日 
日曜学校へ出かけた時は、まだ風が吹き荒れていた。
そんな生憎の天気なので、学生が大勢来るとは思えなかったけれど、案に相違してかなりの出席者があった。
今日はヴィーダー先生が説教される番だった。
しかし、長いこと待っても先生はみえなかったので、ウォデル先生が代わりに説教された。
午後の私の授業には、おやおさんとおすみしか来なかったけれど、授業はうまくいって面白かった。
晩にディクソン氏が楽譜を沢山持って歌を歌いに来られた。
私たちは喉が痛くなるまで歌い続け、最後の締めくくりに私たちの大好きな「たえなる道しるべの光よ」を歌った。
ディクソン氏はスコットランドの詩を朗読して下さり、独自のアクセントをつけて歌って下さったけれど「リールの国」は特に哀愁をたたえて歌われた。
ジョージ・バチェルダーが、私たちの文学の集まりを自分の家で開くように招いてくれたので、彼の家に行って楽しい時を過ごした。