Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第48回−5

1878年6月2日 日曜日
家中の人が陰鬱に何とも悲しい聖日であった。
その上、一日中雨降りだった。
私は止むを得ない理由で日曜学校に遅れた。
アレグサンダー先生がヨハネ伝の次の箇所をテキストにして説教された。
「我らもし罪を告白せば、神は我らが罪を許し、我らを不義より救い給う」
聖餐の時に私は自分の罪を告白し、それが許されたと信じる。
私は自分の小さい聖書の勉強会で、キリストの再来について満足のいく話をすることができた。
みんな理解してくれた様子であった。
ウィリイがディクソン氏を家に連れてきたのには少し驚いた。
ディクソン氏は、はじめは沈んでいたが、後で大変元気になった。
彼は沢山の歌曲や賛美歌――私の大好きな本当の古典音楽――を演奏した。