Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第49回−7

1878年6月16日 日曜日
ひどい雨の日曜日。それでも、私たちは十時に日曜学校に行った。
しかし、参加者は日本人の男の子がたった一人。
半時間もオルガンの前に腰掛けて弾き続けたているうちに、ウィリィ・ヴァーベック、マクラレン氏その他が来た。
それで日曜学校を始めたものの、マクラレン氏は途中で帰宅した。ブルーシーの他に赤ちゃんもいるので、早くお帰りになったのだ。
ハフェンデン氏が短いお話をなさって、日曜学校は終わった。
コクラン先生が「魂の証」という題で説教されたが、私には非常に面白かった。
特に印象に残ったお話は次のようなものだった。
「二人の人が同じ家に住み、同じ食物を食べて、しかし南極と北極ほどに離れているころがあり得る」と。
これが精神的疎遠というものなのだ。私にはそれがどんなものかよく分かっている。
礼拝の後、マクラレン夫人のお手伝いをしに行ったのだけれど、ご主人に断られて、ひどく気分を害された。