クララの明治日記 超訳版第５４回解説

【クララの明治日記 超訳版解説第５４回】
「今回は随分と短めでしたわね。このシリーズ最短ではないのかしら？」
「この後、一気に日記が連日立て込むからねー。過去ログとして上げる時に、区切りがないと、このコーナーを挟めないわけで」
「そのような場合、このコーナーを真っ先に仕分けすべきだと思いませんこと？」
「さて、話を本筋に戻すとして」
「……逃げましたわね、露骨に」
「とはいえ、解説の“本番”は来週紹介する日記の記述についてなんだけどねー」
「竹橋事件、でしたっけ？　下級兵士たちが待遇改善を目的に反乱したとかいう？」
「うん、大体のところはそんな感じで。ちなみにクララのこの日記の記述も竹橋事件の研究の際には引用されていたりするんだよ。他の民間の記録が殆どないから。
ともあれ、この竹橋事件、現在では殆ど知られていないけれど、実はこれが♪」
「……またおかしなことを考えていますわね、貴女？」
「大久保利通暗殺から竹橋事件、そして更にその直後の陛下の北陸巡行。
実はこの三ヶ月が明治初期日本の、最大の危機にして空白期だったりするんだな、これが。ネタとしては最高に面白くて♪」
「そうやって法螺を吹いている暇があるなら、さっさと形になさい！」
「……反省 orz」
「と云うわけで、今回はこのコーナーも短めに。その代わりに、正月休み明け前までに、少しでも“別の形にした話”を披露する予定ですわ」
「えっ!?」
（終）

と云った所で、今週も最後までお付き合い下さった方、有り難うございましたm(＿)m。
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