Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第56回−3

1878年9月1日 日曜日
小さい礼拝堂は再び一杯の会衆を迎えた。
田舎に行っていた友達も東京に帰って来て、がらんどうだった教会の座席を埋めていた。
もう一度みんなの顔を見て嬉しかった。
それにインドからの医療宣教師であるチェンバレン先生から、とてもためになるお話を伺った。
バラモン教はいずれ衰え、キリスト教がこれに代わるだろう』
ディクソン氏が戻って来て、礼拝の後で母に、山ほどお話がある、と云ったそうだ。
今日の私のクラスはとても面白かった。
生徒は十人来て、前の日曜日に教えた十戒の第一条をよく暗記していた。
新しい生徒も二人いた。
ご近所の方が金曜日に差し上げたカステラのお礼に梨と葡萄を届けてくださった。