Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第63回−5

1878年11月24日 日曜日
アディと私は今朝日曜学校まで歩いて行った。
けれど、少なくとも三マイルはあるのでとても疲れた。
ミス・ホルブルックという新しい先生がみえたが、オルガンも歌も駄目なので、私はやはりお役御免にはならない。
今日のテキストはキリストの山上の垂訓の一部であった。
「先週の日曜は何の話だったの?」
ネリー・アマーマンにそう聞いたら、とんでもない返事が返ってきた。
「妹を虐めて殺しちゃった男の子の話よ」
仰天したけれど、よく聞くとカインとアベルの話だった。
ネリーって本当におかしな子だ。
礼拝の説教はデイヴィッドソン先生だった。
良い若い先生だけれど、説教は格別面白くもない。
ド・ボワンヴィル夫人とミス・ワシントンが私たちと一緒の席に坐った。
午後母のお伴をして、YMCAの会合に行った。
司会のポート氏が罪との戦いのために武装することについて話された。
彼は武具を体から放す危険を示す寓話をお話になった。