Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第64回−2

1878年12月1日 日曜日 
今朝は晴れて風の穏やかな気持ちの良い朝。
アディと私は教会まで歩いて行った。
クラレン氏は横浜に行ったので、最近宣教師として来たホワイト氏が代わりを務めた。
ミス・ホルブルックも来ていたので小さい女の子たちを引き受け、アンガス氏が男の子を受け持ったので、私はジョージに頼まれてホワイト先生のクラスに出た。
興味深いお話だったけれど、ちょっと奇妙なことを仰った。
『神様がノアに命じて箱船を造らせた窓は、明かりを採るためではなく、悪人の溺れる様を見るためのものである』
例えば、こんな具合である。
私は悪いけれども、ホワイト先生はあまり尊敬できない。
もっとも二年前に日本にいた時のホワイト氏の様子からすれば驚くことではないかも知れない。
どうやら、彼は大真面目でそう云っているらしいのだ。
グリーン先生が信仰に忠実であること、神による望みに忠実であることについて、説教した。
そのあと聖餐式が行われた。
聖餐はあまりに神聖なものであって、それに加わるのが畏れ多いように思われる。