Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第82回−2

1879年6月22日 日曜 
今日は雨でいやな一日だった。
このところ土日に雨の降る傾向がある。
今日の説教は、ビンガム公使の娘婿のフレージャー氏だ。
ネヘミヤ記の「其は民心をこめて操作たればなり」(ネヘミヤ記・四・六)をとって、仕事についてとても良い説教をなさった。
主のためにそれほど一心に働けることは素晴らしいことに違いない。
午後、芝へ行くと雨にもかかわらず大勢が来ていた。
ショー夫人が横浜に一、二週間おいでになったので、代わりにお嬢様が監督だった。
芝へ竹次郎という名前の新しい車夫を連れていったら「イギリス教会は学校か?」と聞いた。
私が「寺だ」と云ったら、手を合わせて拝も始めた。
ディクソン氏は今夜、加減が悪くて祈祷会に来られないと云ってきたので、ディクソン氏抜きでした。
疋田夫人と赤ちゃん、藤島氏と小さなお嬢様がみえた。