Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第87回−2

1879年8月3日 日曜 
今日はとても暑い――太陽は飽くことなく照っているようだ。
母は気分が優れず、ウィリイは母の世話をするので家におり、アディと私だけが教会に行った。
マッカーティ先生はモーゼの信仰と生徒について面白い話をして下さった。
先生の様子から、ある教会の祈祷会で会った補祭のことを思い出した。
午後、ウィリイと日曜学校に行き、とても面白い礼拝に出席した。
ウィリイはミス・ホアの組に入ったが、この組は二人から十人か十二人に増えた――ウィリイが相当の魅力だったのだ。
ショー夫人と家族が横須賀から帰って来た。
アレクが病気になったので、東京に帰らざるを得なかったのである。
「この恐ろしい季節には家にいた方が賢明だ」
ウィリイはそう考えている。
東京ではコレラが猛威を振るっているが、横浜では患者は数人しか出ていない。
今晩の会合はとても楽しかった。
神がともにおられ、祝福を与えられることを祈り、その祈りは叶えられた。
主題はキリストが嵐を沈められたことだった。
父は昨日横須賀から帰ってきた。