Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第89回−2

1879年8月19日 火曜 
今日は一日中、母の具合が悪く、ウィリイは家にいて母の世話をした。
私は買い物があるので、十時頃町へ出かけた。
亀屋で買物をして十字屋へ行き、そこでウィリイのためにノートを買った。
ずっと前から知っているこの店の番頭は、私が褒めたので、綺麗な花瓶をくれた。
次に釆女町の精養軒に行き、そこでウメサンをうまく丸め込んで「絶対にお売りできません」といった粉砂糖を一ポンド獲得した。
私はいつものように満足して、戦利品をかかえて家に帰った。
家に帰ると松平氏がおいでになっていた。
いつものように派手ななりで、碁盤縞の洋服に、変わり模様のワイシャツ、派手な靴下、大量の宝石をつけておられ、もしその気になれば暴君にもなれそうな様子をしておられた。