1879-09-10 クララの明治日記 超訳版第92回−5 1879年9月10日 水曜 冷たい彼岸時の風と雨が続き、いやになってしまう。 どこにも出かけられないし、冷たい風に私は身震いし、冬を恐れる。 ウイリィは本郷富士町にある加賀屋敷内の医科大学、つまり東京大学医学部に通いはじめた。 大山夫人は、雨でもきちんとみえる。 今週は訪問客が多かった。