Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第93回−1

1879年9月15日 月曜
木曜日からずっとひどい雨降りで、やっと昨日になって晴れた。
水浸しの世界に、日曜の朝が美しく輝いて訪れた。
母はひどい風邪をひいてしまったので教会に行かれないかったから、ウィリイと私が行き、ミーチャム氏のよい説教を聞いた。
大山夫人の進歩はすばらしい。
単語を覚えるのが早いので驚く。
ほんとによい方だ。
お逸は私の洋服を着て、写真を撮りに出かけた。
洋服がとてもよく似合うのだ。
私がお逸の着物を着るよりずっとよく似合うだろう。
「色が白くて、ほっそりして、背が高く、なんときれいなイジンさんでしょう」
「なんと綺麗なイジンさんでしょう」
老婦人たちが出てきてほめ、とささやき合っていた。