Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第98回−6

1879年11月24日 月曜
今朝、富田夫人と倉庫に預けてあるトランクにしまっておいた駝鳥の羽根をとりに行った。
夫人はとても愛想よくもてなしてくださり、茶の間の火鉢のそばに私たちを坐らせ、おいしいお菓子やお茶を出して下さった。
森夫人の出発のこと、ディクソン氏の弟のこと、私たちの帰国の予定のことなどいろいろなことをお喋りした。
「“オスシ”と“ヨーカン”の作り方を習いにいらっしゃい」
習うのはきっと楽しいだろう。
午後はドイツ語の勉強をしたが、全部終わらないうちにマーシャル氏がみえた。
婚約していると知ったので、気楽に大変楽しくお喋りした。
どんなに愛想良くしても誤解されることはないし、私が「好かれようとしている」と疑われることもないからとても楽だ。
私はとても変だ。
結婚相手となりそうな人は気をつけて避け、可能性のなさそうな人とばかり親しくする。