Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第106回−3

1880年1月4日 日曜 
アンガス氏と母の後を、ウィリイと一緒に歩いて家に帰った。
浅草から築地までどのくらいあるか初めて分かった。
たっぷり二マイルはある。
芝の私のクラスは休暇以来人数が減ってしまった。
学校全体に出席率がやや低い。
ずるい悪童たちは日曜学校へ行く動機がないので、クリスマスがまた近づくまで休んでいるのだと思う。
今晩の会合は参加者が多かった。ディクソン氏、クーパー氏の他、ジェイミーも少し遅れて来たが、私はこの人たちにすっかり幻滅してしまった。
なんと、みんなで吉原へ行ってきたのだという!
もっと早く知っていたら握手などしなかったのに!
そんな場所へ行った後で、善良無垢な女性に話しかけることはけがらわしいことだ!
一体どの人が良い人なのだろう?
今日はとても嬉しいことを聞いた。
勝夫人が毎日曜の夜、各戸に人をやって、こうやって云っているのだという。
「会に行く時間ですよ。終わったら聞いたことをみな私に教えて下さい」
私たちの祈りが明らかに答えられたことに対し神を褒め称えよ。