読書

最近すっかり萌えキャラ化した(これも人徳でしょうね！)ＳＳリンクスの管理人さんのダイアリーで、隆慶一郎作品が話題になっていたので自分も便乗。
隆作品で自分が一番好きなのは「死ぬことと見つけたり」でしょうか？　本は読み直し過ぎてもうボロボロ。ラスト直前で作者がお亡くなりになられて完結しなかったのは、かえすがえすも残念。「吉原御免状」も結局残り二部は読めずじまいでしたし。
しかし自分にとっての最大の影響というのは、隆作品をきっかけにフランス文学を読むようになったことでしょうか？　最近読んだ中ではエミール・ゾラの「ボヌール・デ・ダム百貨店」は素晴らしかった。百年前にこれを書いたゾラは本当に天才かと。
ゾラ「唯一の(汗)」ハッピーエンド物ですので、機会があれば是非。