Fate雑記(士凛特化)&血だまりスケッチ こと 魔法少女まどか☆マギカ観測所

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クララの明治日記 超訳版第100回解説

【クララの明治日記 超訳版解説第100回】
「まずは今回は御礼の言葉から。連載100回達成ありがとうごさいます♪」
「正確に云うと、この“痛い”企画は第2回からですから、解説については今回が第99回ですけれどもね。でも、何故お礼ですの?」
「いやー、実は読者数確認のためのweb拍手が一度でも途切れたら、自動的に終了予定だったんだよねー、この連載。更新にかかる時間が半端じゃないから」
「最低ざっと4〜5時間ですものね。日記原文を全部手打ち入力している関係で」
「で、普段から週3〜4拍手くらいしかないんだけど、一度水曜まで拍手がゼロだった時はヤバかった。最終的にも拍手数週1だったし。
クララの明治日記自体が絶版になっちゃってるので、ブログ主的には歴史的資料としてアップしているつもりらしいんだけど、流石に読者数ゼロでは心が折れちゃうわけで。
というわけで、拍手して下さった方、どうも有り難うございます♪ 
今後も拍手数がゼロにならない限り続けさせて頂く予定ですのでお願いしますm(_)m」
「そうはいっても、元々クララの一度目の離日までの予定ですから、残りはざっと20回もないでしょうけれどね。
次回以降、早くも別れの準備の模様が記されるようになってきますし」
「……うん、来週分で正式にクララからアメリカに帰る話を聞かされることになるのよね、わたし」
「それからざっと百年後、正確には九十二年後。
クララの日記は、来日したクララの末娘のヒルダによって日本に“戻ってきて”翻訳されることになるわけですのね」
「クララが二度目に、つまり最後に日本を発ってからだと七十二年後になるけれどね」
「ブログ主の最近手に入れた資料だと、お逸の娘さんもクララの娘さんも、共に百歳前後まで、お逸の娘さんだと昭和の終わり近くまで、クララの娘さんにいたっては平成に入ってもまだご存命でしたそうですわよ。
お逸の娘さんの晩年の証言があるけれど、クララは綺麗な人だった、って」
「……クララの夫となった私の弟である梅太郎については、散々に書いてあるけどね。
どの本を読んでも、どの生の証言を確認しても、徹底的なまでに周囲から馬鹿にされてるわよね、あの子。。。
まあ、それでもあの子の、クララとの間じゃない方の孫が、大戦直後、殺到してきたソ連兵から多くの日本女性を守ることになるのだから、お目こぼしして貰いたいところだけど」
「本当にクララが梅太郎を選んだ理由が本気で分かりませんわね。
恋愛結婚だったことについては、どの記述も一致しているのですけれど」
「……うーん、馬鹿な弟ほど可愛いっていう姉心理? 
実の姉としては責任を感じない訳じゃないけど、実は私も梅太郎と対面したのって、クララより精々一年くらい前なんだよね。
その前は実の母親の実家のあった長崎にいたから、あの子」
「そういう貴女の旦那様も超秀才だった割に随分と変わり者だったようですわよ。
面白いから最近手に入れた資料から、この一節だけ紹介してみますわ。
『この人が面白いのは、武士(旗本)のくせに武芸を嫌って読書研学にのみ励んだことだ。
特に剣術は人間の五体のうちで最も大切な頭脳を叩くのはよくない、という理由から、一切しなかったという』
勝氏のお気に入りで、娘婿に選ばれた方とは到底思えませんわね。
それでもほぼ独力、その能力だけで男爵の位を得たのだから、本当に優秀だったのでしょうけれど。
それから、お逸、貴女の家族の写真や長男のエピソードもあって……」
「ストップストップ! その辺はこの連載が終了してから改めて。
それでは、残り20回程度だと思いますが、引き続きこの連載を宜しくお願いしますm(_)m」
(終)


と云った所で、今週も最後までお付き合い下さった方、有り難うございましたm(_)m。
最後まで読んで頂けた方、拍手ボタンだけでも押して頂ければ幸いですm(_)m。ご意見・ご感想、質問等も随時募集中ですのでお気軽に拍手で。